文化の影響力

『国際的消費者行動論』
第一章「文化―その多大な影響力―」概論

International Consumer Behavior:
Its Impact on Marketing Strategy Development
Quorum Books, 1995.

国際的に消費者行動を考えるにあたり,「文化」は避けて通れない要因である。
過去40年にわたる主要な4大文化研究は,国際的消費者行動研究に大きな進歩をもたらした。
それらは,以下のとおりである。

  • リースマン(1953):「個人志向」,「他人志向」,「伝統志向」研究
  • ホール(1976):コンテキスト理論
  • ブリンスリン(1993):個人―集団主義研究
  • ホフステード(1983):文化次元研究

文化は人間の「考え方」,「意思決定」,「行動」に対して,直接的,間接的に影響を与える。
行動パターンの決定要因である文化は,時とともに変化するものの,容易には変化を起こさない。
基本的に文化は,人々の全般的な行動と社会の安定性に関し重要な役割を果たしており,
それは「教育」,「宗教」,「家族」,そして「政府」によって補強されているためである。

大石研究室
古川裕康 作成